ポメラニアンの悩み事ブログ

ヘルニア、甲状腺機能低下症、クッシング症候群とか

うちのポメラニアンの椎間板ヘルニアと針治療

こんにちは。12歳のポメラニアンの飼い主です。

老犬になってからは、健康の悩みが多くなってきたので記録に残したいと思います。

肉球がカサついてきた今日この頃。うちの子の脚を触っていると、あ~今年も冬が深まってきたなぁと感じます。早く、肉球クリーム塗らないと😊

今回は3年前に起きたうちのポメラニアンの椎間板ヘルニアと針治療について振り返りたいと思います。

椎間板ヘルニアのきっかけ

うちの子ですが、実は3年前のちょうどこの時期に椎間板ヘルニアを発症しました。きっかけは散歩中に当然そばを通った自転車にビックリしたことです。

幸いぶつかってはいませんが、飼い主とともにうちのポメラニアンもビクッと後ろにのけぞりました。その瞬間に首と背中を痛めました。飼い主は全然、平気でしたが、うちのポメラニアンはその後に歩き方がぎこちなく、顔を下に向けて歩くようになりました。おそらく首と背中を痛めたようです😭

当時、通っていた地元の総合病院ではあまり詳しい先生もおらず

👨‍⚕️「おそらく首の捻挫でしょう」

と痛み止めを出されるだけでした💦

でも数日たっても回復せず、本人も首が辛そうでで...

こんな感じで固まるうちの子

もしかしたら椎間板ヘルニアかも💡と思い、飼い主は前から気になっていた鍼灸の治療ができる病院を探しました。ですが意外と見つけるのに結構、苦労しました😓

結局、隣の県にヘルニアで腕のよい評判の先生がいるということで足を伸ばすことにとなりました。

しかも電話をしたところ

👨‍⚕️「ヘルニアは早い方が治りも早いです、今日であればすぐ診れるので来れますか」

とのことですぐに向かうことになりました。通常は予約でいっぱいの病院らしいですが、その日は先生がたまたま都内のペットショップに出張で来てたので、タイミングもよかったと思います👍

はじめての鍼治療に緊張

早速、診てもらったところ、やはり椎間板ヘルニアだろうと診断されました。

               まずは触診で確認中

何をされるのかドキドキなうちのポメラニアン

ヘルニアはおそらく頸椎(けいつい)腰椎(ようつい)の両方だろうとのことで、後日レントゲンで見ても、軟骨が軽くつぶれてるのが分りました。また足の反射(はんしゃ)も弱いとのことで、その日に早速、施術をうけることに。

反射というのは足を折り曲げて床につけた時に、自然にひっくり返そうとする体の反応です。

首から背中に針20本ぐらいを打ってもらいました

これを30分ぐらい置きます

 

しかし若干、困惑気味のうちの子  

「ねっこれどういうこと!?」 

全く状況を理解できないうちのポメラニアン

その日はそれで終了しました。すると、なんとその夜に早速、動きに変化が。ここ数日、固まっていた首が回るようになり、顔を自然にあげるように。さすがに飼い主もおおーっ!と感動しました✨

ただまだ歩き方は若干ぎこちないので、4日後にまた病院に通うことになりました。病院であれば設備も整っていて、レーザー治療も受けることができるとのことでした。

レーザー治療

後日、病院で針治療に加えてレーザー治療も受けました。レーザーも針と同じく血流をよくしてて、固まった筋肉をほぐして修復を促す働きがあるとのことです。

ハンディタイプの照射器で脚から首にかけてレーザーを30分ほど当てていきます。施術中は飼い主ももちろん同室です。むしろ前脚を押さえて声をかけながら安心させます。

レーザーの方が気持ちよさそう!?

 

<施術内容>

・鍼治療:30分 

・レーザー:30分

施術料金:1.2万円ほど

飼い主自身もよく40肩などで鍼灸院に通いますが、金額としては人の約1.5~2倍ぐらいの感覚です。(保険適応なしの治療)

またこの病院は老犬ワンちゃんも多かったです。以前は歩けなかったけど、治療を繰り返して歩けるようになったという方が多いです。もちろん個別差や進行度合いにもよるとは思います。

ちなみにうちの子は3~4回目の治療ぐらいから、すたすた頭をあげて歩けるようになりました。

元気になってよかったよ~😂


一時はこのままになるんじゃないかと焦りました💦なので早く治ってよかったです。針治療の他にも、もちろんカルトロフェン注射で関節軟骨の修復やステロイド剤で炎症を納めるといった選択もあると思います。

いずれにせよ、やはりヘルニアは早い段階での治療がよいと感じました。筋肉も固まっちゃうし、寝起き時が結構、痛いみたいなので。

新しい病院では気管虚脱の生活習慣の指導もしてもらえ、個人的には転院してよかったなぁと感じています。(気管虚脱は前記事です)

ちなみにまだ通院は1ヶ月に1回のペースで続けています。🚗車で45分でちょっと大変ですが、なかなか腕と感じよい鍼の先生をいないので、そこはしょうがないかなと😉

 

おかげで今でも毎日に楽しそうに散歩しています🐕

 

最近のドッグランにて

楽しそうですが、シャイなので

交流はしてません(笑)

 

ではでは~🙏

 

うちのポメラニアンの気管虚脱で気をつけたこと

こんにちは。はじめまして。

12歳のポメラニアンの飼い主です。老犬になってからは、健康の悩みが多くなってきたので記録に残したいと思います。

うちのポメラニアンは猫に似ているとよく言われます🐱なので夕方に散歩してると、よく小学生から「あっ、猫だっ!」とか指差されたりします👉(笑)

昼寝中のうちのポメラニアン

Google photoでは「猫」と判定される

気管虚脱のはじまり

そんなうちの猫ポメラニアンですが以前、軽~中度の気管虚脱に悩んでいました。しかし、ここ3年ほどすっかり症状が出なくなったので、経緯を簡単に振り返りたいと思います。

気管虚脱が始まったのはうちの子がまだ5歳ぐらいでした。それから9歳ぐらいまでは特に食後や夜に時々、過呼吸みたいなのが突然、始まることが増えました。その鳴き声はよくアヒルに例えられますが、まさにゲーゲーグーグーといった感じの音です。

そ突然に気管が塞がるため、本人も過呼吸のような感じになって苦しいようです😥

気管虚脱はポメラニアンに多い疾患の一つとのことです。犬種的に、生まれつき器官自体が細いため、起こりやすくなるようです。また加齢によっても気管が硬くなったりすると起こりやすいとされています。

心配なのでいくつか病院に連れて行ったのですが...

👨‍⚕️「ポメラニアンだから、よくありますよ」

と言われるばかりで、どうにも対処が分からないままでした。しかし、3年前に転院をしたことがきっかけで気管虚脱に向き合うことになりました。

3年前の転院がきっかけ

ちょうど3年前に散歩でうちのポメラニアンの歩き方がおかしくなったことがありました。以前より飼い主自身、東洋医学に関心が高かったので、鍼治療を専門にしている動物病院に転院を決めました。

そこで初めて診察を受けると、軽い椎間板ヘルニアと気管虚脱を診断されました。ヘルニアについてはすぐにレーザと針治療をすることになりました。治療の詳細は別記事で。

しかし、気管虚脱については

👨‍⚕️「ん~猫ポメラニアンさん。このまま気管虚脱が進むと結構、危険ですよ、内服薬と手術が必要になります。」

と指摘されました。その時のレントゲンがこちらです。

気管虚脱のレントゲン

青い部分の気管が細くなっています

通常であれば犬の気管の太さというのは変わらないそうです。しかし、細い部分があるため塞がりやすく、呼吸が苦しくなるとのことでした。

気管虚脱で気つけること

そこで気管虚脱がこれ以上、進行しないよう生活で改善する点を3つほど言われました。どれもシンプルな指導です。

①首輪はやめてハーネスに

それまでうちのポメラニアンは時々、お出かけの時にお洒落な首輪をすることがありました。しかし、首輪はやはり首と腰への負担が強いとのことで、やめるように言われました。そこで早速、胴回りのハーネスだけにしました。

現在、愛用中のハーネスはデニム生地

色違いで使っています

②高さの合った食器台に

やはり低い食器台は首と背中への負担になるとのことでした。実はうちの子はポメラニアンにしては脚が17cmの脚長さん。

食器台はそれまでも使っていましたが、もう少し高さのあるものを探し19cmの食器台を見つけました。19cmともなるとなかなか種類は少ないのですが、意外と使いやすかったのドギーマンでした。

ドギーマンの犬用ダイニングテーブル

YouTuberのマヨちゃんも使ってた気がします

うちのポメラニアンはSサイズで十分。お値段も1,700円ぐらいでリーズナブル👍高さも調整ができて、トレーも食べやすいように傾斜できる機能もの。

実際、本人も食べやすそう🎵

首とお皿がほぼ同じ高さだもんね👍

トレーだけ洗えるので楽です。ちなみにうちの子供が5分で組み立て完了💪つまり簡単。

③減量する

これはシンプルですが一番ハードルがあるやつでした💦ただ、やはり肥満と気管虚脱は関係あるよう、首回りに脂肪がつくと気管は塞がりやすくなるとのことでした。人でも肥満だと無呼吸症候群になりやすく、睡眠中に呼吸ができなくなるのに近いと思います🤔

実はうちのポメラニアンは以前、どちらかというとムチムチでした。食いしん坊飼い主も犬用のガムやおやつなどもあまり意識せずにあげてました💣

しかし、転院してすぐに中性脂肪の数値の高さも指摘され、まずはおやつを見直すことになりました。そして3年間で1.2kgほど減量しました。減量の経緯は別記事で書きます。

Before

ムチムチ期(6~9歳)

amazon箱にパンパン😳

After

現在(12歳)

随分、スリムになりました

それから3年後

今、思い出せばどれもシンプルな3つの指導でしたが、3年ほどたったある日...家族に

👨‍🦰「あれ?最近ゲーゲーしなくなった!?」

と言われ、うちの子が気管虚脱を起こさなくなっていることに気づきました💡確かに、しばらくあのゲーゲーの音を聞いていないので、すっかり飼い主も忘れていました。

ですが、あんなにも長く続いていた気管虚脱が、生活を見直することで緩和することもあることに驚きました😲もしかしたら、それまでの毎日の生活習慣や体質の積み重ねが大きかったのかもしれませんね。(もちろん気管虚脱のレベルや個体差もあると思います。)

とりあえずこのままゲーゲーせず、楽な呼吸が続いてくれれば~と願います✨

ではでは~🙏

 

おまけ 

・椎間板ヘルニアの針治療は

pome-note.com

・減量の経緯はこちら

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